2012年01月12日

だいすけ「ん?」
なんと、地上に戻ると同時に「ブラックマーケットのージェント」と遭遇してしまった。
しかも都合の悪いことに、エージェントは遭遇したと同時に目を覚ましやがった。ブラックマーケットのエージェントとは、文字通り「ブラックマーケット」という店の商品を集めてくる従業員である。
モンスター解説:ブラックマーケットのエージェント
ブラックマーケットでは、通常の店では買えない高価なアイテムや武器を買うことができる。言ってみれば闇市みたいなものだ。深い階層でしか落ちていないようなアイテムもこの店で手に入れることができるので、強敵に大ダメージを与えられる武器や魔道具を買う事ができたり、死を覚悟するしかない状態からでも生還できたりするような薬や巻物も買う事ができる。怪しい闇市ではあるが、その日の品揃えしだいでは堅気の店よりも頼りになってしまうのだ。値段は通常の店で買うより遥かに割高なのが困ったところなのだが。

この店へのアイテムの供給は、エージェントが危険なダンジョンに潜り、拾ってくることにより賄われている。ブラックマーケットのエージェントはトレジャーハンターの様な存在なのだが、エージェントの中には新人冒険者から持ち物を盗んだり、死にかけでダンジョンから戻ってきた冒険者を殺し、アイテムを強奪する者もいるのだ。近づいて襲いかかってくるようなエージェントはたいてい後者の*悪い*エージェントだ。
俺も学校を卒業する際に、「ブラックマーケットのエージェントには気をつけるように」と、教授から忠告された。さっきうっかりと読んでしまった対邪悪結界の巻物など、奴にとっては絶好の獲物だったに違いない。俺の器用ステータスは「11」である。器用の高い「エージェント」達の手にかかれば、まず間違いなく盗まれてしまうだろう。対邪悪結界の巻物は中々高価な巻物であるし、堅気の店では販売していない。少々高い値段でも買い手はつくはずだ。卒業と同時に「対邪悪結界の巻物」の所持を許される新人パラディンは、エージェントから絶好のカモと呼ばれてしまっているそうだ。
遭遇したエージェントはニヤニヤとした笑いを浮かべ、ゆっくりと俺に近寄ってくる。どうやら俺の持ち物を盗むか、殺してザックごと奪い取る気でいるらしい。今のご時世では自慢にならないかもしれないが、俺は未だかつて盗みも万引きもしたことがない。いったい奴らのような盗人が何を考えているのか俺には想像もつかないのだ。このままでは会話も交わさず一戦交えることになるだろう。その前に俺は、このエージェントに問いただしたくなってきた。
だいすけ「お前はブラックマーケットのエージェントだな?俺から物を盗もうっていうのかよ」
エージェント「それが仕事なんでな。悪いが身ぐるみ剥がさせてもらうぜ」
だいすけ「仕事!?盗みが仕事!?犯罪が仕事!?真面目に就活している俺が馬鹿みたいじゃないか!お前もハロワに通って仕事を探せよ!」
ブラックマーケットのエージェントは呆れた顔をして言った。
エージェント「なにがハロワだよマヌケ。あんなところでまともな仕事が見つかるわけねえだろ。通うだけ無駄なんだよ」
だいすけ「なんだと?マヌケとはなんだ、マヌケとは!餓死寸前で泣く泣く盗みをしてしまうのならともかく、ブランド物の服を着て趣味の悪いアクセサリーをチャラチャラさせやがって。ゲーム感覚で犯罪をしてるのなら絶対に許さんぞ」
エージェント「俺だってこんな仕事に就きたくはなかったんだがな、世間の連中はみんな好き勝手な事ばかりしているんでね。堅気の仕事をするなんてバカバカしくなってくるじゃないか」
だいすけ「世間が好き勝手なことをしている!?そんなの一部の人間だけだ。真面目に働いている人達だって大勢いるじゃないか。そんな言い訳通用するかよ。真面目に生活している人達に対して罪を犯すお前を許すことなんてできない」
エージェント「真面目に働き、生活している人ねぇ。俺は悪党からも盗みはするんだが、まあそれも許してはくれないんだな」
だいすけ「嘘をつけ、本当の悪党がお前みたいなチンピラに隙をみせるものかよ。どうせ弱者か爺さん婆さんを襲って盗みをはたらいているんだろ?俺はどんなに金に困っても盗みなんて絶対にしない。食うものも無くなったら死んでやる。てめえらと同類になるくらいなら死んでやるってんだよちくしょう!」
エージェント「随分と奇麗ごとをぬかす兄さんだな。しかし爺や婆はいいカモなんだぜ。この国じゃあいつらが一番金を持っているからな。のんきに昼間っから酔っぱらってパチンコやってる爺や婆を見ていたら金を盗みたくもなるってもんだ」
画像:街中で酒を飲んでうろつく酔っ払い


だいすけ「何だと?昼間からパチンコ!?それは許せん、今すぐそいつらをひっとらえろ!・・・じゃなくて。薄汚い法律に守られたギャンブル店が街中で堂々と営業しているのが問題なんだ。今はそんな店を無くしてしまおうという声がドンドン出てきている。ギャンブル店が無くなるだけじゃ全ての問題は解決しないだろうけど、世の中が良くなるきっかけにはなるはずだ」
エージェント「きっかけねえ。そんな悠長なことは言ってられないんじゃないかね。もうこの国は手遅れだよ」
エージェントはめんどくさそうな顔をして話を続けた。
エージェント「お前は昨今のガキ共より馬鹿だ。可哀想に、あのガキ達は負の遺産だからけの国に産み落とされ、犯罪者予備軍として適応していくしか道がないみたいじゃないか」
画像:犯罪者予備軍の子供

だいすけ「負の遺産ばかりの国だと?そんなの俺だって愚痴を言いてえよ。毎日毎日、「なんでこんな酷い国にしやがったんだ!」と喚き散らしたくてしょうがねえよ!だけど世の中がおかしくなってしまったからって、もう手遅れかもしれないからって、大人の俺達が開き直って悪人になってしまったら、この国は本当に終わってしまうじゃないか!」
俺の頭がヒートアップしてしまった。
だいすけ「それにガキ共だって馬鹿じゃない。ちゃんと大人を反面教師にして学習しているさ、犯罪者予備軍なんて呼ぶのはやめろ。だが、大人の悪い所を学んでしまい、無法者への道を選んでしまったガキは俺のところにこい、俺を殺しにこいよ。貧乏だけど5000円くらいはかっぱらえるかも知れないぜ。俺は殺される最後の最後まで今の俺のままでいてやるからな。こんな世の中でも汚いことに手を染めなかった人間がいたんだという事実をお前らの脳裏に刻みつけながら死んでやる。死んでやるっつんだよ!」
エージェント「お前は随分と情緒不安定な男だな(笑)。もうこんな世の中で真面目に働くなんて、頭が悪いと顔に書いて歩きまわる様なものなんだよ。少しでも頭の回る奴は犯罪スレスレの仕事をして金を稼いでいるんだ。今後この国では、それがスタンダードな生き方になっていくわけ。わかったかい、旅の修道僧さんよ?わかったならザックの中の持ち物を全部俺に渡しな。そうすりゃ偉そうに能書きを垂れた無礼は許してやるぜ」
お互い意見を主張しているが、社会のルールは奴の言い分に近い。それが現実なんだ。さっきからギャアギャアと、一見正しそうな理屈を叫んでいる俺だが、どちらの意見が正しいのかなんて俺のこの負け組丸出しのみすぼらしい境遇が証明している様なものじゃないか。しかし・・・、
だいすけ「この国の何がどうおかしいのか、それがわからなければ確かに打つ手はないだろう。しかし、この国のおかしいところ、間違っているところなんて明白じゃないか。小中学生だって知っている、みんなわかっているんだ。だけど1人1人の意見なんて簡単に封殺されてしまったり、声高に演説などしてしまうと、馬鹿にされてしまったりする風潮が蔓延っているから、がんじがらめの様に身動きがとれなくなってしまっているだけなんだ!だけど、そんな風潮に縛られたままでいるほど俺達は馬鹿じゃない。いつかきっと「この国は間違っている!」と皆が立ち上がる世の中に変わるはずなんだ!」
エージェント「・・・なんだか聞いてるこっちが恥ずかしくなってきたぜ。まあけど、その無知で馬鹿で時代錯誤なセリフを平気で語れる能天気さ、俺は嫌いじゃないぜ。まあ今日のところは見逃してやるさ。あばよ」
若干馬鹿にされた様な気がしたが、エージェントは俺に背を向け、アジトに戻っていった。うむ、無益な戦いはしなくて済んだのかと平和ボケなことを考えていると、エージェントは俺の方へ振り向き、ダッシュで近づいてきた。畜生!こいつは実戦慣れしていやがる。俺みたいなお人よしを油断させ先制攻撃をくらわせるなんて、なんて汚い奴なんだ。あまりの邪悪さに、思わず懲罰でなぶり殺ししたくなってきたではないか。
だいすけ「神よ!邪悪な存在を憎む正義の神よ!この悪道に堕ちた者を回心させるべく裁きの力を我に与えたまえ!懲罰!」
気まぐれな神が俺の意見に同意してくれたかはわからないが、詠唱は成功した。確かに世間は理不尽なことばかりだ。しかし、大人の俺達が諦めてしまったら、破邪パラディンである俺が悪党に言い負かされてしまうような世の中になってしまったら、もうこの国は本当に終わってしまう。青臭かろうが偽善者呼ばわりされようが、自分の信念を曲げるわけにはいかないんだ。
電撃の矢が胸元突き刺さり、ブラックマーケットエージェントのHPは9割方減った。ちなみに人間が高圧の電撃ダメージをくらってしまうとどうなるのか。豆知識として火傷だらけの姿で転げまわっているエージェントを見ながら解説しておきたい。まず電撃の外傷として1番酷いものは重度の火傷だ。電撃の電圧にもよるが、炎の魔法と同じく、電撃も攻撃対象に酷い火傷を負わせる。現にエージェントは胸元に電撃の矢をくらったにもかかわらず、顔面まで火傷で爛れてしまっている。この世界の住人特有の性質により、火傷を負った箇所からは煙の様なものが上がり傷が再生してはいるのだが、HPが残り1割しか無い半死半生の状態では全回復するまでに時間がかかり過ぎるので、こいつはここで俺に殺されてしまうのであろう。エージェントは火傷の苦痛で転がりまわっている。なんとか立ち上がって逃げようとするのだが、上手く立ち上がることができず、立っては転び、また立っては転ぶという無様な姿を晒している。これは電撃の攻撃が脳や神経系統への損傷を引き起こすためである。人間は脳から体の組織に微弱な電気を流して命令を下している。そこへ高圧の電撃が叩き込まれれば、脳はおろか、神経系統が損傷するのは当たり前なのだろうな。あんまりにも転びまわるものだから火傷をしている箇所に泥が付着してしまっている。あれは痛くてたまらないだろう。まるで傷に汚物を刷り込まれてしまっている様な光景じゃないか。正常な人間のそれとは違う動きをしている奴の姿をみるに、神経系統へのダメージの方が深刻なようだ。次の一撃は脳天に命中させてあげないと。
俺は地味なローブを着ているし、顔つきもパッとしないと言われることが多く。よく人から舐められたことを言われてしまう人間なので、エージェントもただの雑魚だと思い油断していたに違いない。だが彼にとって不幸だったのは、俺が邪悪なるものを打ち倒す破邪魔法の使い手だったことであり、さらに不幸なのは、そんな俺に邪悪な理屈を最もらしく語ってしまったことだ。
だいすけ「神よ、この者の脳髄を破壊するために裁きの雷を!そして願わくば、慈悲の心により、かの者の痛覚だけは残して賜りますよう!懲罰!」
詠唱は成功し、俺はブラックマーケットエージェントの顔面に電撃の矢をブチ込んだ。衝突した際の音が凄まじく、死に際の絶叫を聞くことはできなかった。エージェントの死に顔は酷く歪んでいる醜いものであるのだが、まともに機能している脳細胞など殆ど無くなっちまっただろうから、自律的に顔が歪んだわけではなく、、電撃が顔面の神経細胞を刺激したせいなのだろう。上手い具合に痛覚だけ残り、散々苦しみ抜いたあげく死んでくれたのなら嬉しいのだが、恐らく痛覚などは脳がいち早くシャットダウンしてしまったと思う。残念だ。奴の姿をみると泥まみれになった服の下から煙が上がり、焼け焦げた体がチラリと除き見える。肉の焼けた匂いが辺りに充満してしまっていて酷く不快だ。顔面の火傷は特にひどいのだが、世の中には顔面の傷や火傷の痕で苦しんでいる人が大勢いる。ここで無責任な描写をして不快な思いをさせてしまったら申し訳ないので、火傷の描写はこの辺で終わりにしておこう。歪んだ表情で横たわるエージェントの死体を何度か剣で突き刺したあと、俺はまた洞窟の探索をする準備を始めた。
どうやら会話に時間がかかり過ぎてしまったようだ。俺は真剣に思想の討論をするのは嫌いではないのだが、このアイテム拾いのバイトは18:00で終わってしまう。18:00に戻らなければ会社を閉められてしまい、日給がもらえなくなる。さあ、探索を再開しよう。
うむ、この階では薬が1つ落ちているな。いただいておこう。

なんと、この階はアイテムだらけじゃないか。くさびと薬が2個も落ちているなんて運が良すぎる。

この階は折れた剣が1つ落ちているだけか。1Fで拾う「折れた剣」など、100%クズアイテムと言って良いのではないだろうか。折れた剣の中にもアーティファクト(特別な装備品。後で解説します)が存在するのだが(1d2)はアーティファクトではない。折れた剣のアーティファクトは「★折れた剣『ナルシル』 (2d2) (+6,+10) (+1)」であるので、未鑑定状態では(2d2)の折れた剣となっている。*気をつけていれば*間違って売却してしまうことはないだろう。
うむ、未鑑定のクロークや巻物など順調にアイテムが集まっていくな。
次に訪れた部屋はジャッカルを中心としてモンスターが5匹もいる部屋であった。

だいすけ「次のレベルまで21か。MPも豊富にあるし、祈りの連打でレベルあげでもしようかな。神よ!このモンスターの群れへあなたの力を示すため、神の使いである我に力を与えてくださいますよう!懲罰!懲罰!懲罰!懲罰!懲罰!」

惨殺しておいて何なのだが、4体のモンスターを倒したにも関わらず、得た経験値はたったの2か。やはりレベル3ともなると1Fのモンスターを倒したところで貰える経験値は微々たるものになってしまうようだ。自分より低レベルのモンスターを倒しても貰える経験値は少ない。倒しても全く経験値を得ることができなかったりもする。また同じモンスターを倒し続けると、そのモンスターから得られる経験値がどんどん減っていく。レベルも上がり、同じ様なのモンスターばかり倒している俺は、これ以上1Fで戦っても成長しないのかもしれない。
ここでふと、魔道書を開いてみた。
なんと懲罰の祈りの熟練度が「[入]門者」に上がっている。以前、熟練度が上がれば失敗率や消費MPがさがると「ヘルプ」の魔法で調べた際に書いてあったのだが、失敗率も消費MPも全く変わっていない。いつ入門者になったのかわからないので、もしかしたらレベルが上がる毎に3%づつ失敗率が下がるという仮説が間違っていたのかもしれない。入門者になったから失敗率が下がったかもしれないではないか。これはいかん。今後は小まめにチェックして、熟練度やレベルで失敗率がどの様に変化していくのか観察しておこう。
よし、この部屋には巻物が落ちているな。敵も大白蛇や土ヘビだし、さっさと倒してアイテムを回収してしまおう。

それにしても、もう大分アイテムは集まったんじゃないだろうか。いったん地上に戻り確認してみよう。俺は階段を上り地上へ戻った。

うむ。かなりアイテムも溜まったな。まだお昼前で時間に余裕がある。店にアイテムを売ってザックの中身を少なくして、再度探索を開始しよう。あっ、その前にやることがあった。
俺はグレイモルドに殺された冒険者の頭がい骨を我が家にしまった。今はアルバイトで忙しいが、新しく仕事が決まり落ち着いたら丁重に葬ってあげよう。

俺は未鑑定のアイテムを売るために魔法の店を訪れた(6と書かれている店である)。

「魔法の店」は魔道書や魔道具、指輪やアミュレットなどを買うことができる店だ。薬などを買うことはできないのだが、なぜか売却することはできる。
魔法のアイテムを売っている店は他に2つあって、1つは「錬金術の店」という5番の店だ。この店は巻物や薬を売っている店である。6の「魔法の店」とは違って杖などの魔道具は販売していない。
最後の1つは寺院だ(4と書かれている店だ)。
俺のようなパラディンは寺院にお世話になることが多いのではなかろうか。何しろ破邪の魔法書を売っている店だし、冒険に必須な回復アイテムも売っている。パラディンなのだから、今まで拾ってきたアイテムを寺院で売り飛ばし、店員さんと仲良くなったら?と思う人がいるかもしれないが、俺の持っているアイテムは、どうせクズアイテムばかりなので、こんなものを寺院に売ったら仲良くなるどころか出入り禁止になってしまうだろう。
ちなみに、「錬金術の店」と「寺院」は薬と巻物を売っているという点で共通しているのだが、実際に店に並べられてる商品を見ると、2つの店では販売している商品の種類は大きく違う。錬金術の店で売っている薬はステータス回復のアイテムが中心だ。巻物はテレポートの巻物をはじめとして、汎用的で実用的なものが多く売られているのがわかる。
対して寺院で販売されている薬は回復薬が主である。巻物は解呪の巻物や聖唱歌の巻物など、邪悪な呪いから解放したり、ACや命中率を上げ戦闘を補助するなど、神の加護によるものが多い。ちなみに寺院に置いてある巻物はあまり人気がない。解呪系以外買わない、買ったことが無いといった冒険者も少なくないのではないだろうか。命中率が上がる巻物などは確かに魅力的なのだが、持ち歩くと貴重なザックの容量が1つ減ってしまうので、ユニーク退治やクエスト攻略以外では使わない冒険者が多いと思うのだが、俺が無知なだけでそんなことは無いのかなあ。
だいすけ「魔法の店では人間の女性が店番をしているようだ。魔法の店に行ってアイテムを売りにいこうかな」
お店のレジ係が同じ種族であると、安く買い物ができたり、高くものを売ったりできる。よし、まずは魔法の店で持ち物を売ることにしよう。
店に持ち物を売れば何のアイテムを拾ったのかこれで鑑定できるし、金も増える。良い事ばかりじゃないかと、軽い気持ちで店に入る俺。しかし相手は海千山千の商売人である。この後、自分がクズアイテムの売却ごときで翻弄されることになるとは想像もしていなかったのだった。




